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ロビー・ロバートソン |
本当にアメリカの歌というものが。。。と、いうような表現があるのだとすれば、これもその中の1枚の中にはいるのだろう。
何年たっても色あせないすごさがここにある。よく、いやたまに言われる真実という言葉がこの作品には本当にぴったりするとうは間違いない。そう一人でいる中での気持ちの葛藤や、そう人の中でいてもその共感というものがここでは見事に表現されている。人間をキチンとしっかりとうたい上げているのだ。
ロビーはあまり歌う方ではなかったかと思う。そうラスト・ワルツの中でもいったいは口は動くが声は????的な存在であったはずだ。だがここでは見事に歌いあげている。しっかりとその真意を歌でも曲でも音でも伝えてきている。ギターの独特な音の流れがしかし本当にすごい。彼でしかありあえないような音階の流れの中でキチンと音の細かな違いがあり、ハーモロディックは美しい。ギターアルバムとしてギターだけを聞いていてもその凄さはほんとうにすごいとしか言い表せない表現の豊かさがここにはある。いったい彼の世界はどこまでひろがっていくのだろう。その世界はいったいどこにあるのだろう?そうその世界を思わず探究したくなってしまうほど取りつかれてしまうのがこの作品だ。音の美しさもあるが、その音の際限のないような広がりが見事に心をとらえて離さない。そんな作品がいったいどこにあるのだろう?空がの叫びが彼を完全に支えているのだ。この空間の広がりが彼の世界なのだろう。大傑作だ!
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曲目 |
1.Fallen Angel
2.Showdowb At Big Sky
3.Broken Arrow
4.Sweet Fire Of Love
5.American Roulette
6.Somewhere Down The Crazy River
7.Hell'S Half Acre
8.Sonny Got Caught In The Moonlight
9.Testimony
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